人生は面白いって
誰も求めてないのは分かってますが、私が宝塚に、そして真咲さんという沼に落ちた話をしようと思います。
宝塚にハマるきっかけってわりと親の影響が多いと勝手に思ってます。
私も例に漏れず、母がライトな宝塚ファンで年に数回観劇しに行くのを目にしておりました。
私が幼稚園くらいの頃かな?
「宝塚観に行こっか!」
という声が聞こえて来ました。
が、それは私に向けられた言葉ではなく私の姉に向けられた言葉でした。
チケットが2枚しかなく、母は小学生だった姉の方が大人しく出来るだろうと連れて行ったのだと思います。
私は「お姉ちゃんだけ連れて行ったお母さん」が忘れられなくて、その後成長してから母に誘われても「行かない。行きたくない。」と宝塚へ行くことを拒み続けていました。
そうです、ただ盛大に拗ねていただけなのです。
当時の私は天童よしみさんは宝塚の人だと思っていました。(無駄情)
そして時は過ぎ高校3年生の冬、
「今回はチケット3枚取れたからみんなで行こ!?!?!?」
と母の大きな声が家に響きました。
正直全然楽しみじゃなく、「あ〜3時間も座るの我慢出来るかな〜?」と思いながら当日劇場に着きました。
その時の演目は雪組さんの
「Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!」
1階後方センターブロック通路側でした。
お芝居は出てくる人たちの役名が覚えられなくて誰が誰か分からないまま、何が何やら分からないまま終わった記憶があります。
そしてショー。
客席降りにビックリしすぎて
「何か来る何か来る何か来るやばいやばいやばいこわいんだけど」
と母に言いました。
しかもとってもとっても可愛い人が真横に。
すごく優しくハイタッチしてくれました。
その人が誰なのか、後日知りました。
あゆっち。(白目)
トップ娘役さんだとは全然分かってませんでした。すんません。
ショーも誰が誰か分からないまま終わりましたが、すごく楽しんだ記憶があります。
終演後お母さんに「どうだった?」と聞かれた私は
「なんか衣装格差がはっきりしててすごかった」
と言ったらしいです。冷めてる。
宝塚初体験はそんな感じでした。
その時点ではあんまりハマってません。
「まぁ次もチケットあるなら行ってもいいけど?」
って謎の上から目線かましてました。すみません。
そして運命の真咲さんとの出会いです。
そうです、今までのは全て前置きです。
前置きが長いことで有名です。
以後覚えておいてください(やめ)
真咲さんとの出会いは100周年記念公演の4/27のセディナ貸切でした。
2階席下手から観ました。
前日10時間アルバイトをしたのに、明日宝塚だと思うと何故か緊張して眠れなかった私は宝塚をどりでこっくりこっくり。
センチュリー号は楽しみました。
そして花詩集100
「衣装やばい(白目)」
と思いながら観てました。くるっくさん。
今回も誰が誰だか分からないまま終わり、
「次はもっと前の方で観たい。じゃないと誰が誰だか分からない。」
などと言いながらロビーへと向かいました。我ながら本当にあつかましい。
すると!!!!!!!!!!!(いきなり)
キラッキラに輝くポスターが柱に貼ってあるではありませんか!!!!
1人の男役と1人の娘役が写っているポスター。
思わずお母さんに聞きました。
「お母さん!!!!このイケメン誰!?!?!?!?」
「あんた今見たでしょうが!!!!!!!」
なんということでしょう。それが龍真咲さんだったのです。
しかもそれがさっき見た人だったとは。
その後にトップ伝説が放送されるをことを知り、見ました。
ハマりました。龍真咲という人にハマりました。
見た目の美しさはもちろん、くるっくさんのお衣装を着こなす真咲さん、歌を歌う真咲さん、ちょっと上手いのかどうなのかよく分からないダンスを踊る真咲さん。全ての真咲さんに惹かれました。
そして1人イヤホンを付けて練習する真咲さんを見て泣きました。
(うんうん、真咲さんはそういう人だよね…やっぱり…)
とファン歴数日の私は泣きました。
何も分かってないのに勝手に泣きました。
ほんと当時の私あつかましい。殴ってやりたい。
そうなのです。(切り替えの早さ)
私は真咲さんと出会ってから2年しか経ってないど新人なファンなのです。
トップになった真咲さんしか知らない。
真咲さんの長い宝塚人生の中の最後の2年しか知らないのです。
たった2年。されど2年。
真咲さんに夢中になるには十分すぎる時間でした。
きっとこれからも女性に戻った真咲さんの沼にズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブと足を突っ込むのでしょうね(もうすでに首まで入ってます)
真咲さんとの出会いのエピソードで私が誰だか一部の人にバレそうですが、そっとしておいてください…(^-^)